ソフト闇金の初回融資額はいくらですか

ソフト闇金の初回融資額はいくら?
■初回融資額に注意
ソフト闇金は通常の金融機関や消費者金融などの貸金業者では、借りられないようなお金に困っている人、返済能力の低い人に貸す違法な業者です。
闇金より取り立てがソフトな面がある分、取りはぐれがないよう、初回融資額は10万円など比較的少額に抑えられているケースが少なくありません。
もっとも、初回融資額の上限が10万円とあるからといって、10万円申し込んで、10万円が実際に融資されないことも多いので注意しましょう。
■ソフト闇金の利息の先取りについて
ソフト闇金では、利息の先取りという方式を導入しているケースが多いです。
利息の先取りとは、どのような方式なのでしょうか。
一般的な借入では、利息は後払いです。
利息はお金を借りたことに対する手数料のようなものなので、本来であれば、まだお金を受け取っていないうちから利息が発生するというのはあり得ない発想です。
ですが、ソフト闇金では、貸すにあたって利息を先に取ります。
■ソフト闇金での借入は手取り額に注意
利息の先取りのイメージを持ちやすいように、利息を先取りするソフト闇金と一般的な借入を比較してみましょう。
ソフト闇金の利率は10日で1割、つまり10%、貸付のための手数料が5,000円かかるとします。
家賃の支払いができなくなり、家賃を払うために賃料8万円分を借りたいと思い、8万円の借入を申し込んだとします。
いくら受け取れるでしょうか。
一般的なカードローンやフリーローンであれば、8万円を申し込めば、審査に通れば8万円が手に入ります。
利息制限法により、最大でも年に20%の利率なので、10日間の利息は438円ほどです。
仮に半年借りても、利息は8,000円で、返済額の合計88,000円を半年間、6回に分けて約14700円ずつ返すことも可能です。
これに対して、ソフト闇金では、たった10日間借りただけでも、利息が8,000円発生します。
さらに、利息のほか、手数料も払わなくてはなりません。
利息を先取りするソフト闇金の場合、8万円を申し込んでも、8,000円の利息と5,000円の手数料が差し引かれるので、67,000円しか手元に入りません。
家賃を払うためには自分で13,000円をどうにか工面するか、最初からもっと大きな金額を借り入れることが必要です。
しかも、67,000円しか手に入らないのに、10日後には8万円を一括返済しなくてはなりません。
利息はすでに払い済みですが、借りたのはあくまでも8万円だからです。

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