2週間後の返済を求められるソフト闇金
■ソフト闇金は超高金利
「トイチの利息」という言葉を聞いたことがありますか。
闇金を表現する言葉の一つで、10日で1割の利息を取るという意味です。
たった10日で1割なので、年利換算すると365%にもなります。
一般的な銀行のカードローンや消費者金融のキャッシングは、最大でも年利で20%くらいなので、驚くほど高金利ということがわかります。
もっとも、トイチはまだ優しいほうで、トサンやトゴもあるのが驚きです。
ソフト闇金の場合、トサンも少なくありません。
たった10日で3割の利息が取られます。
たとえば、10万円を借りたとしたら、10日後には利息の3万円をプラスして、13万円にして返さなくてはなりません。
■ソフト闇金は貸付期間が短い
闇金を表す用語として、トイチやトサン、トゴといった言葉が浸透していることからもわかるように、ソフト闇金は貸付期間が短いです。
ソフト闇金は銀行や消費者金融では借りられないような、返済能力が低い人に貸し付けるので、長期で貸して逃げられることや無一文になられては大変でしょう。
そのため、高金利なうえ、なるべく短い期間しか貸さないのが一般的です。
10日というところもあれば、たった7日で一括返済を求めてくるところもあります。
■2週間後の返済は長い方
ソフト闇金で返済を2週間後にしてくれる、つまり2週間貸してくれるところは、長く貸してくれるほうです。
借りる人からすればたった2週間と思ってしまいますが、短期貸付が基本のソフト闇金からすればこれでも長いほうなのです。
2週間の猶予を得られても、高金利で利息をプラスして一括返済をしなくてはならないので油断は禁物と言えます。
先の例で、2週間で3割という場合、10万円借りたら13万円分を返さなくてはなりません。
しかも、実際には手数料なども取られるので、より返済負担は重くなります。
少しでも返済しやすくするには、2週間後の返済日までに給料日が来るように借りることです。
目次