ブラックリストは、信用情報機関が管理している個人信用情報の中に金融でのトラブル記録を意味するものです。延滞したり返済の遅延などで記録が残る、債務整理をした場合でもトラブル記録が行われるなど申し込みをする人が信頼できるのか否かを見極める際に活用されます。ブラックリストの状態は、一定期間の中では残るけれども自動的に消滅するようになっているため、記録が削除されてからの申し込みは一般の融資と同じような形で審査が行われるため、申し込み希望額と返済能力に応じて融資を可能にします。
ブラックリスト入りしている場合には、融資を可能にする金融会社は非常に少ないのですが、中にはブラックでも借りれる金融会社もゼロではないようです。ただ、ブラックリスト入りしている人の場合は、そうではない人と比べると借りれる金融会社が限定される、金利においては合法で貸し付けを行っている金融会社では利息制限法で定められている上限金利に近いもの、そして融資額は数万円程度などになるのが一般的です。そのため、5万円前後の現金を借りたいといった場合であればブラックでも借りることができるわけですが、信頼性が一般の人と比べると低く見られてしまうなどからも、収入がどのくらいあるのか、このお金を貸したときに毎月利息を含めた返済ができるのか否かを収入から精査することになります。
申し込みを行う金融会社にもよりますが、ネットでの申し込みではなく店頭での対面与信が基本になっているようで直接金融会社に出向いて審査を受けその場で現金を借りるスタイルが一般的です。ちなみに、対面与信は直接お店に出向き、担当スタッフと顔を合わせ融資希望額などを伝えてお金を借りる方法で、最近はネットでの即日融資を可能にしているところが多い中、直接お店まで行く必要があるなど不便さを感じるかもしれません。事前に電話などで融資希望やブラックの状態になっているなどを伝えておけば、話がスムーズになり即日融資の可能性も広がります。