ソフト闇金は、借り入れのハードルが低い代わりに金利が高めな設定の貸金業者のことです。
闇金といっても強引な取り立ての心配はなく、ソフトということもあって比較的借りやすいイメージです。
消費者金融でお金が借りれない時に頼りになりますし、数万円くらいなら返済を含めて現実的に借り入れを検討できるのが特徴です。
審査はないかあっても実質的にないも同然ですし、審査がないので信用情報参照による借り入れ状況が確認されないことを意味します。
つまり、過去の返済延滞などの金融事故が審査に影響しないので、ほぼ確実に融資が受けられることになります。
勿論ソフト闇金も無闇に貸し付けているわけではないので、一応独自の基準に照らし合わせて融資の可否を判断しています。
審査基準は非公開が普通なので詳細は不明ですが、少なくとも一般的な消費者金融と比べて厳しくないのは確かです。
その為、身近な金融業者からお金借りれない状況になった人が、新たな借り入れ先として検討に加える傾向があります。
リスクはあるので手放しに勧められることはないですが、本当にお金に困っている人にとっては救世主のように見えるでしょう。
流石に50万や100万の希望となるとハードルは上がりますが、1万や2万くらいなら高確率で即融資が判断されます。
このスピード感はソフト闇金の特徴の1つで、通常の金融業者の審査ではまずあり得ない速さです。
返済を伴う借り入れなので、当然ながら安定した収入は問われますが、20歳以上で定職に就いていて収入に問題がなければ大丈夫です。
未成年や学生だと難しいですが、成人していれば年齢を理由に融資を断られたり、お金借りれないということにはなりにくいです。
収入があっても年金に限定される高齢者は別ですが、30代や40代、あるいは50代でも仕事をしている人なら借りれるでしょう。
ソフト闇金は小規模な業者が多く、全国チェーンなどは殆どありませんから、必然的に地域密着型で知る人ぞ知る存在です。
大抵の大きな街には存在していますし、相談すると耳をかしてもらえるので、それだけでもお金に困っている人の救いとなります。
ただそんなソフト闇金でも、実質審査がないはずなのにお金借りれない人が一定数います。
審査の際に信用情報が照会される可能性は低いので、信用情報以外に原因があると考えられます。
可能性として高いのは住所がなかったり、収入源が不明で金額が安定しないことが挙げられます。
また連絡手段が限られていることや、
他の業者との間でトラブルを起こした過去があれば、それも関係するでしょう。
アルバイトでも勤務期間が長ければ信用に繋がりますし、
ソフト闇金なら安定した収入源として評価するはずです。
アルバイトをしていても借りれないのならば、
提出した申込書類に問題があるか、虚偽の記載が疑われていると思われます。
業者が警戒するのは返済の延滞よりも借り逃げで、連絡がつかなくなることが一番のリスクだといえます。
身分証明書類を偽造したり、嘘まみれの申込書類を提出するのは論外ですが、
それよりも何処にいるか分からなくなるのが懸念事項というわけです。
近年は感染症の影響で、特定の業種が不安定になっていたり、
自営業の収入が減少しているといった状況が生じています。
業者の判断で業種を理由に融資を断ることもあり得るので、
今後はそういう部分も含めて念頭に置いておいたり、審査を受けるか検討する必要があるでしょう。
逆をいうと収入が安定していて在籍確認が受けられる人であれば、高確率で本契約や融資が実現します。
しかし本当に大切なのは借りた後ですから、着実に返済できるように計画したり、
選択肢を増やして複数の中から候補を絞り込んだり最終的な選択を決めるべきでしょう。

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