金融機関は延滞ブラックだと貸してくれない
3か月を超えると完全にアウト
中小規模の消費者金融は大手より審査が緩いといわれていますが、それでも長期延滞をしていると厳しいです。
具体的には2か月を超えて延滞しているなら、延滞ブラックになるので借り入れは難しいです。
契約中の会社から追加融資を受けることはできませんし、他社に申し込みしても落とされます。
延滞の事実を隠せば大丈夫と思うかもしれませんが、延滞情報は個人信用情報に登録されているのです。
これを金融機関が閲覧するので、虚偽の内容を話してもすぐにばれてしまいます。
3か月を超えて延滞してしまうと、任意整理や個人再生をした状況と同じような扱いを受けます。
5年間はローンの申し込みができなくなるので、金融機関から借りることは不可能になるのです。
延滞ブラックでも借りられるところは存在する?
延滞ブラックになれば正規の金融機関からは借りられませんが、
貸金業登録をしていないソフト闇金なら借りられる可能性があります。
もちろん100%借りられるわけではありませんが、ブラックかどうかはそれほど重視されない点は嬉しいでしょう。
通常の金融機関かソフト闇金かを判断するためには、金利をチェックするとすぐにわかります。
実質年率20.0%以下で貸し出ししているならば、正規の金融機関と考えてください。
もし20.0%を超えた利率を設定しているなら、ソフト闇金もしくは闇金に該当します。
金利を確認するときは、必ず年利かどうかチェックしてください。
10.0%と聞くと非常に低金利に思えますが、年利で計算すると120%にもなります。
金利は利息を決める要素ですから、正しく把握して借りる必要があります。
延滞ブラックになる人の特徴とは
延滞ブラックになる理由はシンプルで、返済できない金額を借りてしまうことが原因になります。
キャッシングやカードローンは返済能力を超えて利用してしまうことがあります。
毎月1万円ずつ借りていたら、いつの間にか返済能力を超えていたという人も多いのです。
例えば毎月の返済額が2万円なのに、返済可能額は1万円しか用意できないという場合、
必然的に延滞することになるでしょう。
中には借金をして返済に充てる人もいますが、一時しのぎの対策に過ぎません。
すぐに新しく借り入れしたローンの返済に終われ、延滞することになってしまいます。
ソフト闇金は高額融資には対応していない
ソフト闇金は100万円などの高額融資はしていません。
延滞ブラックになる人は借り過ぎており、自転車操業といわれる状態を超えています。
例えるなら20万円の収入で25万円の生活をしているような感覚です。
収入より出費の方が大きければ、借金に依存するしかなくなります。
つまり延滞ブラックの状態の人は、返済能力が低い状態にあるのです。
ソフト闇金側はそれを理解しているので、対応しているのは最高30万円などの比較的少額の融資になります。
無難に返済することを考えるなら、5万円以内で借り入れするのがおすすめです。
たくさん借りてしまうほど借入期間が長くなり、利息を増やす原因になるからです。
延滞ブラックの状態でソフト闇金から借りるには
一度延滞ブラックになると、延滞を解消してもローンの利用ができなくなります。
長期延滞をした時点で金融機関との約束を破り、信用力を失墜させているのです。
債務整理と同様に5年間はペナルティとして借り入れできなくなります。
こうした状態で急遽現金が必要になった場合、借りられるところといえばソフト闇金や闇金くらいしかありません。
ソフト闇金から借りるコツは、具体的な返済プランを提示することです。
いつまでに必ず返済できるのかシミュレーションをして、明確に示すことがポイントです。
多めに借りるという発想は持たず、今必要な金額で申し込みしましょう。