金融ブラックとは、簡単に言えばお金に関する信用を失った状態です。具体的には、借金の返済が不能となったり、支払いに遅延があったりしたという情報が、JICC・CIC・一般社団法人全国銀行協会といった信用情報機関に登録された状態のことを指します。
金融ブラックになった場合、様々な制限が生じますが、その代表が銀行や大手消費者金融からの借り入れができなくなることです。しかし、知人の結婚式や急な引っ越しなど、早急に10万円程度のお金が必要になるケースは多々あります。では、ブラックでも10万円ほどのお金を借りたいという場合にはどうしたら良いのでしょうか。
結論から言うと、中小消費者金融であればブラックでも10万円程度であれば借りられる可能性があります。中小規模の消費者金融の中には、顧客を確保するためにブラックであっても10万円程度の少額であれば積極的に貸し付けを行っているところもあります。インターネット上には、実際にブラックであっても10万円くらいまでなら借りられたという口コミも多数あるので、ブラックだからと言って消費者金融からお金が借りられないというわけではありません。
ただし、ブラックに対して貸し付けを行っている消費者金融は利息が高いというデメリットがあります。現在の利息制限法では、上限金利が10万円未満の場合は年20%、10万円以上100万円未満の場合は年18%、100万円以上の場合は年15%までに制限されています。ブラックへの貸し付けを積極的に行っている消費者金融の場合、この上限金利ギリギリとなっているケースが大半なので、その点については十分に理解した上で申し込むようにしましょう。
ちなみに、消費者金融では安定した収入がある方のみに貸し付けを行っているため、無職の方の場合は審査落ちしてしまう可能性があります。ただし、無職であっても就職活動中であることを上手くアピールすることができれば、審査に通る可能性は十分にあります。

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