金融事故の状態で受けられる融資はある

金融事故とはどのようなもの?
金融事故とは、ブラックリストのことです。
信用情報に傷のある人が登録され、一定期間は貸付を受けられなくなります。
大手の金融機関であれば、個人信用情報を調べることなく貸し出すことはありません。
過去に延滞はないか、債務整理をしていないかなどを入念に調べるのです。
街金に関してはこの限りではなく、金融事故があっても融資してくれるケースがあります。
それは対面与信を重視し、申込者と会話を重ねたうえで融資して問題ないか判断するからです。
確かに、金融事故を起こしてから5年未満であれば審査で不利になりますが、街金側がよしと判断すれば融資を受けられることがあるでしょう。
■金融事故を起こしても借りられるケース
過去に延滞や債務整理をしても、現在は生活基盤を立て直している人は少なくありません。
金融事故の怖いところは、決して他人事ではないことです。
いままで一度も延滞せずにコツコツと支払いをしていても、急に仕事ができなくなるケースはありえます。
「倒産した会社が失業保険をかけていなかった」「病気で働けなくなった」「両親の介護をするために仕事をやめた」など、返済する意思がある人でも、返済不能になる可能性はあるでしょう。
街金は独自審査を採用している店舗が中心で、過去よりも現在の返済能力を重視する傾向があります。
そのため金融事故を起こしてから間もない人でも、借りられることがあるのです。
■ソフト闇金の場合は金融事故があまり関係ない
お金がないときに、ソフト闇金を最初の選択肢にする人はまずいないでしょう。
金利が高いため利息も高く、ときに借入金の数十倍の支払いが必要になることもあります。
こうした不利な貸付条件にもかかわらず、ソフト闇金を利用する人が絶えないのは、金融事故があっても貸してくれることが多いからです。
任意整理をしてから1年しか経過していない、3年前に自己破産をして借金をゼロにした、といった人でも借りられる場合があります。
一方で金融事故がゼロでも、融資を受けられない人はいます。
それは、最初から返済せずに踏み倒そうと考えている人です。
また現在の収入で返済を続けられない場合も、融資対象外となります。
ソフト闇金は慈善事業ではないので、無条件で融資するわけではありません。
現在の返済能力が大切であり、仕事が見つかってから返済をしたいという理屈は通用しません。
そのため現在無職の人は、たとえ金融事故を起こしていなくても不可となります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次