長期延滞中で融資できるところ

長期の延滞中だと基本的に借りられない
ローンを長期延滞中の人は、すでに返済できない状態になっています。
ローンは返済しないと利息が加算されていき、どんどん支払総額は大きくなるでしょう。
それにもかかわらず延滞してしまうのは、返済にあてるお金がないからではないでしょうか。
こうした状況で融資できるところは、現状としてほぼありません。
延滞していない、そもそも他社からは借りていない、などの嘘は通用しません。
個人信用情報の照会をされると、借金の利用状況がすべて発覚してしまいます。
■街金だと長期延滞中でも大丈夫?
街金は柔軟審査を売りにしていて、ブラックの人でも貸してくれることがあります。
数年前に個人再生や自己破産をしたという人でも、借りられたという話はあるほどです。
ただし街金といえども、現在において延滞している人には厳しいと言えます。
返済能力がないのに審査を受けようとしていると判断するからです。
しかも長期の延滞中となれば、まず貸してくれないでしょう。
借金は延滞すればするほど、さらに膨らんでいく性質があります。
遅延損害金は普通の金利より利率が高いでしょう。
延滞が長期化するほど、さらに完済は遠のいていくわけです。
■ソフト闇金なら長期延滞は関係ない?
街金よりソフト闇金のほうが融資対象者が幅広いです。
これは審査のハードルの低さを意味しますが、ソフト闇金といえども長期延滞には厳しいと考えましょう。
ソフト闇金は利息で利益を上げており、利息の支払いを継続できる人物かどうか見極めています。
長期延滞中ということは、利息の支払いも困難だと判断されるのです。
うっかり入金日を間違えるなどの些細なトラブルなら大事にはいたりませんが、延滞がひと月も続いているようなら融資できるところはほとんどないでしょう。
返済をひと月も忘れるという状況は、そもそも支払い能力がないと考えるためです。
■延滞している人が融資を受けるために大切なことは
まずは延滞を解消して、正規の返済サイクルに戻しましょう。
ただし、一度失った信用は簡単に取り戻せるわけではありません。
延滞を解消しても、しばらくは借りられない可能性が高いと考えてください。
半年や1年などと長期的に健全な利用を続ければ、信用力が復活してきます。
ほぼ確実に借りられない事例としては、長期延滞中に失職したケースです。
返済能力がゼロになってしまうので、柔軟審査をうたっているソフト闇金でも融資はしてくれません。
なお、20歳以上の働いている人が融資対象になる点は、銀行も消費者金融もソフト闇金も変わりはないと言えます。

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