闇金の金利は非常に高いと言われていますが、実際にはどのくらいになるのか、疑問に思っている人も多いものです。
一般的な消費者金融の金利は概ね年利18%程度となっているので、どんなに高くても20%か30%と考えている人が多いものですが、
実際にはそれほど安くはありません。
しかもそのシステムが一般の金融機関とは異なり、ほとんどが10日で30%といった非常に高額なものとなっているのです。
多くの闇金では相手に逃げられないようにするために、10日にいちど返済をすることを要求してくることが少なくありません。しかもその際には利息だけを支払い、元本はそのままにしておくことを求められることが多いものです。このようにするとさらに10日後にまた30%の利息を支払わなければならないことになるため、10日に1度利息だけを受け取ることが出来るように仕向けることが多くなっています。
例えば10万円を借りた場合、一般の消費者金融では月に1度返済をすれば良いことになり、
しかもその利息はおおむね3000円程度となることが少なくありません。
また消費者金融の多くは分割返済の仕組みを導入しており、
利息と元本の1部を返済することになるため、おおむね10万円を借りた場合月に4000円程度の返済で済むことになります。
このうち元本には1000円程度が充当され、のこりの3000円程度が利息となるのです。
しかし、闇金の場合には10日に一度、3万円の利息の返済が求められることになります。
元本を返済すると13万円と言う非常に高額な金額になり、これだけでも非常に高額なものとなっているのです。さらに多くの闇金ではせっかくの顧客を逃さないようにするために、元本の10万円は返済させず、さらに10日後にまた3万円を徴収するといった仕組みとなっていることが少なくありません。
闇金は金融法に従っていないため、様々な金融機関が制限を受ける利息に関する取り決めやその他の取り決めの影響を受けず、また営業停止となることもないものです。本来がその法律に従わずに闇で行っているものであるため、そもそも法律に準じていないのです。従って、闇金からお金を借りてしまうと、非常に苦しい思いをすることになります。
一般的に金融機関の場合には法律に従って運営されているため、その金利の上限も法律で決められています。
一般的には年利18%程度となっているため、10万円を一年間借りた場合には18,000円の利息がつく計算です。
そのため、10日で30%の利息は極端に高額となることがわかり、
またこれを10日ごとに繰り返すことになるので一年間では非常に高額の利息がつくことになります。
単純計算では1ヵ月で9万円、1年間では108万円もの金額となってしまうのです。
10万円を借りて一年間で108万円の利息となると、その金利は年利1080%と言う非常に高額なものになってしまいます。
しかしブラックになってしまっている人にとっては、一般の金融機関では借り入れをすることができないため、短期間であればこれをしのぐことができると考えてしまうことが少なくありません。このように思わせることも非常に巧妙な手口となっており、実際に10日後に元本を含めて返済をしに行くと、様々な理由をつけて押し切られることになります。
相手は長期的に借り入れをさせることで高い利益を得ようとしていることから、
簡単に全額の返済をすることができない場合が多いのです。
そのため、基本的には決して借り入れをしてはならず、また少額だから簡単に返済ができると考えてはいけません。
結果的に非常に高額な金利となるため、これを意識することが重要なポイントです。
ソフトヤミ金