闇金を借りパクするとどうなってしまうのか

法外な金利を要求してくる闇金から借りたお金は、法律によって返さなくても良いと定められています。
そして実際に法外な利息から解放された例はあります。
ただそこで浮かび上がってくるのは、最初から返すつもりがなく、ただお金を手に入れようとする行為、いわゆる借りパクです。
合法的に踏み倒して、借りた分をそのまま利益にしてしまうものです。
確かに借りパク自体は法的には問題がありません。
しかしそれが通ってしまえば闇金側にとって何のメリットもないので、もし借りパクをしてしまうと、様々な手段を使ってくるでしょう。
よくあるのは嫌がらせで、職場や近所の人に闇金を借りパクしたことを言いふらされたり、大量の出前を注文されるといったことが考えられます。
お金を借りる時には個人情報を教えることになるため、その嫌がらせもスムーズに済むでしょう。
さらに万が一自分の個人情報を知らせずに済んだ場合でも、いつ問題が発生するか分からないという恐怖に付きまとわれることになります。
このように闇金を借りパクしてしまうと、そのままでは収まらないことが非常に多いです。
そうであるにも関わらず、闇金で1度に借りられる金額は数万円程度のことが多いです。
つまり闇金の借りパクは、ハイリスクかつローリターンと言えるでしょう。
したがって挑戦するようなことは止めておいて、そもそも様々なトラブルを引き起こすきっかけになる闇金を利用することも踏みとどまった方が良いでしょう。