主婦という定義について知っておく
消費者金融から借りられる人が、
ソフト闇金に申し込みすることはまずありません。
そのため、ソフト闇金はノンバンクよりも審査基準は緩く、
主婦も融資可能であることが多いです。
ただし、「主婦」という定義は曖昧な部分があり、
パート収入のある方を指す場合もあれば、
収入のない専業主婦も含めている場合もあります。
「満20歳以上で収入のある方」と記載されている場合は、
専業主婦には対応していないと考えてください。
正規社員ではなくてもいいので、
パートやアルバイトなどで毎月安定した収入を得ていることが条件です。
また、投資や賃貸契約などで得ている収入に関しては、対象外になります。
労力を提供して収入を受け取ること、
つまり労働収入のみが対象になるのです。
■柔軟審査で対応してくれる
ほとんどのソフト闇金は主婦にも融資可能で、
公式ホームページにも「主婦可能」と記載していることが多いです。
審査基準を細部まで公開している会社はありませんが、
概ね主婦に融資可能な会社は、審査がそれほど厳しくないと考えられます。
そのため、銀行や消費者金融から借りられない主婦も、
ソフト闇金なら調達できる可能性があるのです。
調達できる金額の上限は30万円などと低く抑えられていますが、
主婦の場合は、数万円になるケースが少なくありません。
貸付額はソフト闇金側が審査で決めるので、
希望がそのまま通らないことがあります。
融資の上限額と実際に借り入れできる金額が、
同じとは限らないのです。
10万円の希望をしても、
2~3万円しか借りられないケースは少なくないないため。
注意しましょう。
■無職の専業主婦にも対応した会社がある
最近のノンバンク系は、
専業主婦には融資をしなくなりました。
昔は配偶者に収入があればよしとする会社が数多くありましたが、
現在は総量規制が制定されたこともあって、
本人に収入がないと申し込みできないのです。
総量規制では年収の3分の1までしか融資を認めていませんが、
これは裏を返せば、無収入だと借り入れできないことを意味します。
年収が120万円だと借り入れできる上限は40万円、
一方で年収が0だと借入上限も0になるというわけです。
収入のない専業主婦に融資してくれるソフト闇金がある理由は、
ソフト闇金が総量規制と無関係の営業をしているためです。
総量規制の適用となるのは、
貸金業登録をしている金融機関に限定されます。
■専業主婦はどうやって返済する
専業主婦は、家計を任されていることが多いです。
専業主婦がソフト闇金から借り入れした場合、
返済金は夫の給料を充てることになります。
お小遣いをもらっているなら、
お小遣いの一部を返済に回すことになるでしょう。
お小遣いで返済できない金額の借り入れをするなら、
夫に話を通しておくのが得策です。
たとえば食費の一部を返済に充てる状況になると、
家族全員の食生活に影響してくるでしょう。
自分以外の家族に返済の負担が及ぶようなら、
事前に話しておいて同意を得る必要があります。
■本人確認書類の提出と在籍確認は必要
主婦がお金を借りる場合は、
サラリーマンと比べて手続きが簡単かと思うかもしれませんが、
職業や雇用形態による違いはありません。
原則として本人確認書類の提出は必須となり、
理想的なのは、運転免許証の提示です。
健康保険証より優れている理由は、
顔写真が載っているからです。
消費者金融だと健康保険証でも問題ないケースが多いですが、
ソフト闇金は顔写真入りの本人確認書類を求めてくる傾向があります。
あとは職場への在籍確認がありますので、
働いていないのに嘘をついて借りようとしてもバレてしまいます。
ただ、一部のソフト闇金には在籍確認なしで借りられるところがあるので、
勤務先に連絡がいくのはどうしても避けたいという主婦の方は、
在籍確認のないソフト闇金を活用しましょう。