正規の貸金業者と比べて、ソフト闇金の金利は高いです。
法令利率を超過した金利であり、サラ金と比較しても高金利です。
ただし、昔ながらの闇金と比べると、金利が安いという現実があります。
そのため、以前は闇金を利用していた人が、ソフト闇金に移行するケースが増えています。
一方で、闇金並みの金利を設定するソフト闇金もあるので、金利は必ず確認しておきましょう。
金利形態が10日で10％～などの表記になっている場合は、上限が記載されていないので要注意です。
上限がわからないということは、50％とも100％とも捉えることができます。
10～30％というように上限が記載されていれば安心です。
金利が安いソフト闇金を利用するには
ソフト闇金の金利には業界基準などは存在しません。
各社が独自に金利設定をするので、利用者側は事前に調べておく必要があります。
ソフト闇金の金利は10日で3割という業者が多く、1～2割であれば低金利の部類です。
それでも消費者金融と比べれば高いですが、
そもそもソフト闇金は消費者金融から借りられない人を対象にしているので、
これは仕方のないことでしょう。
ソフト闇金の金利を調べるにあたっては、手数料のチェックも欠かせません。
手数料は金利とは別ものであり、規定の利息のほかに発生します。
一般的な金額は3,000円ですが、高いところでは5,000円に設定されています。
手数料は借入総額に関係なく同額のため、
少額融資を受ける場合は実質的な利息が増えると考えてください。
優良客は有利に借りられる場合
ソフト闇金を何度も利用している人は、優良客とみなされる場合があります。
そうした人に対しては、公式ホームページに記載されている正規金利よりも低い金利を設定してくれる業者があります。
優良客になる条件は、返済期日までに元金または利息の入金を必ずすることです。
一度の利用では優良客とはならず、一般的に2～3回以上の利用が必要だと言われています。
これはほかの金融機関にも言えることですが、
たとえ一度であっても延滞すると信用力が一気に落ちるので注意してください。
将来的に何度も借入すると予測されるなら、
返済遅れを招くような借り方はしないようにしましょう。
ソフト闇金は金利が安い業者を選ぼう
金利安い業者から借りれば、利息を抑えられるのは間違いありません。
しかし、利息は金利だけで決まるものではなく、
むしろ借入総額と返済期間のほうがウエイトが大きいです。
低金利で借りることができない場合は、借入総額を圧縮すること、
返済期間を短縮することを意識してみましょう。
ソフト闇金の利用における注意点は、消費者金融のそれと変わりありません。
計画的に返済できる範囲で借りることです。
一度でも延滞すれば信用力が失墜し、二度目以降は融資してくれなくなる可能性があります。
どうしても期日までに入金できない場合は、電話で事情を伝えておきましょう。
金利をよく理解して借りよう
ソフト闇金には10％などの低金利を売りにしているところがあります。
10％といえば消費者金融より低金利ですが、
実際は金利適用期間に違いがあります。
消費者金融や銀行は年率表記になっており、
実質年率18.0％であれば1年間で18％の利息が付くのです。
これに対して、ソフト闇金は7日間や10日間、ひと月ごとの金利設定になっています。
10日間で10％の場合は、1割の利息が付くことからトイチと言われています。
同じ1割の利息であれば、7日間より10日間のほうが低金利になるわけです。