一般的に銀行以外の会社が貸金業を営む場合には、貸金業法に基づいて監督官庁である財務局に届出を提出して登録する必要があります。
ソフト闇金のカテゴリーに属する貸金業者は届け出を出していないものの、個人間での融資契約を結んだり返済ができなくなるほどの高い金利のかかる一般的な「闇金」と比べると低めの利率が適用されます。
ただし利息とは別に手数料がかかるので、正規の貸金業者と比べるとトータルで支払う利息の金額が高くなります。
ソフト闇金の金利ですが、返済周期が10日であれば20~30%が多いようです。
例えば10日周期で20%の金利(手数料2千円)が適用される場合であれば、1万円を借りたと仮定すると10日後に利息と手数料を合わせた5千円を指定された口座に振り込むことになります。
ソフト闇金は消費者金融やクレジットカードのキャッシングサービスなどと比較すると実質的に支払う金利が高く設定されていますが、正規の金融会社では融資を断られてしまう人でもお金が借りられる場合があるという特徴があります。
金利が高いので貸し倒れリスクの高い人でも利用することが可能で、過去に法的な債務整理を経験していたり、正規の貸金業者から借りて滞納をするなどして信用情報機関に登録されたような方でもお金が借りられます。
申し込みの際に信用情報機関の照会が実施されないため短時間で審査が完了し、即日融資も対応しています。
ただし元利金の返済をしなかったり返済の意思がないのに融資を受けるとソフト闇金の業界内で情報が共有され、以後は融資を受けることができなくなってしまう仕組みです。
ブラックの人や本来借入できないけれどお金が必要になった場合、ソフト闇金の利用を検討すると良いでしょう。
ソフト闇金は信用を失った人に積極的に融資を行っていることが特徴です。
そのため一般的な金融機関のローンと比べ、返済が滞るリスクが高いと言えるでしょう。
もちろんきちんと返済されなければ事業が成り立たなくなってしまうため、返済日が短めに設定されていることがほとんどです。
貸す側も借りる側も負担が高まってしまいますし、ソフト闇金は1ヶ月ではなく1週間~10日で返済日になるということが多いのです。
ソフト闇金を利用するなら長期で融資してくれる優良な業者を選びたいという人が多いでしょう。
中には長期の融資が可能と表記している業者や、金利が安いといった表記をしている業者もあります。
ですが、本当に1ヶ月借りられるということは少ないです。
借りる直前になるといろいろな理由を付けられてしまい、結局1週間や10日で返済しなくてはならなくなります。
ソフト闇金は一般的な金融機関と比べ、金利が高く設定されていることが多いです。
利息が10%なら優良な業者であると言えるでしょう。
ですが、記載内容をきちんと確認してから利用する方が無難です。
中には手数料がかかってしまうという業者もあるのです。
利息は10%であっても、手数料が5000円かかってしまったらあまりお得であるとは言えません。
中には手数料について記載していない業者もあるので注意が必要です。
ソフト闇金は金利が安い