確実に貸してくれるローン会社を見極めることは不可能で、それはローン会社全般が審査における詳細を公開していないからです。20歳以上で毎月収入を得ていることは借りるうえでの大前提ですが、それ以外の詳細については公表していません。そもそも借りられるかどうかは審査結果を聞かなければわからないので、貸してくれる金融機関を事前に特定するのは不可能です。ただ確実に借りる方法は存在しませんが、借りられる確率を上げる方法はあります。
消費者金融から借りるときの希望額は30~50万円が多く、それよりも低く設定すれば有利になるのです。10万円という希望額は学生・主婦が申し込む場合においても安全ラインだと言われています。定職についているのに審査がどこも通らないのであれば、希望額が高すぎる可能性があります。余分に借りようとせず、今本当に必要な金額で申し込んでみましょう。それで借入れできないのであれば、それ以上審査を受け続けるのは得策ではありません。
ローン会社は短期間に集中して申し込みする人を敬遠します。借りるだけ借りて海外に逃げてしまう人によく見られる特徴だからです。ローンの審査は最初が肝心であり、1回目の審査に落ちれば次はもっと難易度が上がります。貸してくれるように頼みこんでも、信用力が低いと判断されれば融資はしてくれません。だからこそ最初に申し込みするローン会社選びが重要になります。パートやアルバイト・主婦などに融資している会社は審査に通りやすい傾向があります。
注意したいのは審査がどこも通らないとき、誰でも借りられるという甘い言葉に乗ってしまうことです。悪徳業者は他社で落ちた人でもOK、ブラックでも借りられるという言葉をよく使いますが、もし借りてしまえば法外な利息を請求されることになるでしょう。どこからも借りられない場合は、6か月程度待ってみるのが得策です。6か月ほど経過すれば申し込みブラックから解除されるからです。