消費者金融は審査に通りやすいので、5万円くらいなら即日で借りられると思うかもしれませんが、金融機関は慈善事業やボランティア団体ではありません。営利目的で活動していますから、貸し付けするのは返済能力がある人だけです。給料日までの生活費として5万円借りたいと申し込みしたら、その場で断られたという人もいます。消費者金融は審査に落ちた原因を教えてはくれませんが、借り手自身の信用力に問題があるのは確かです。信用力・返済能力が十分にあるのであれば、金融機関側は積極的に融資したいと考えるからです。
借りられない原因として多いのは定職についていないことで、例えば失職している状態だと1円も借りられません。転職活動中も生活費の調達が必須となり、仕事が見つかるまでの間だけ融資してほしいと頼んでも却下されます。消費者金融で借りるための大前提が20歳以上で定期収入があることだからです。例えば未成年で年収500万円を稼いでいる人、20歳以上で無職の人などは審査に通りません。仕事をしているのに借りられないならば、借りすぎが大きな原因でしょう。すでに多重債務の状態にあり、毎月の返済に追われているような状況だと5万円を借りるのも難しいです。昔の消費者金融は多重債務の人にも融資することが多かったですが、現在は総量規制の問題もあって消極的です。
債務整理をした人の場合は5~10年間は借りられなくなります。新規の審査には通過しませんし、今まで利用していたカード類も無効になります。債務整理をしても借りられる裏技といった話が聞かれますが、こうした宣伝をするのは闇金やソフト闇金などです。5万円の調達ができないときは親族に頼んでみるのも手ですが、クレジットカードを所有している人なら、キャッシング機能が付帯されていないか調べてみる方法もあります。さまざまな消費者金融で審査を受け続ける方法は、申し込みブラックになる可能性があるので得策ではありません。審査に落ちれば落ちるほど、次の審査のハードルはさらに上がります。
5万円を即日で借りたいのに審査で落とされてしまった場合は何が原因?
- 2022-12-17
- ブラック融資